境内案内

境内案内

表門

阪神淡路大震災で全壊し再建されました。
表門の下には42段の男厄坂と呼ばれる厄年にちなんだ階段があります。この階段には一段一段登ることで厄を落とすという意味があります。
中楼門(女厄坂)

天井に描かれた二匹の龍が、参拝者を境内の中心へと見送る楼造りの門です。厄除のシンボル「厄神明王大提灯」が設置されています。中楼門の下には女厄坂と呼ばれる33段の階段があります。男厄坂同様、一段一段登ることで厄を落とすという意味が込 められています。
厄神堂

日本三躰の厄神明王(秘仏)をお祀りしています。厄神明王像は、向って左側の愛染明王が総ての悩みの根源である愛欲を清らかなものに浄化し高めていく深い愛情と大悲を注がれる霊験を持ち、右側の不動明王は目に見える悪と見えない煩悩を智恵の火で焼き、縛り上げる等の力を持ちます。このように厄神明王には、一切の災厄を打ち払い、厄除開運、家内安全、無病息災、交通安全、商売繁盛、病気平癒等々諸願成就の御霊徳があります。このお堂で一年間祈願者の厄除け開運諸願成就のご祈祷を行っています。
薬師堂

◆西国薬師霊場第二十番 ◆摂津国八十八箇所第七十六番
当山のご本尊であり、通称お薬師さんと呼ばれている薬師瑠璃光如来をお祀りしています。左手に薬壺(やっこ)を持ち、右手の薬指を前に出しておられます。病気を治して衣食住を満たすという「十二の大願」を立て、生きている間に願いを叶えてくれます。その大願の一つに「私の名を聞けばいかなる病もことごとく除かれ、身も心も安楽になる」といわれ、別名大医王と呼ばれます。
男厄坂(正門)

正門へ続く男厄坂は、数十段の石段から成る参道で、男性の厄年にあたる方が厄除け祈願のために登る坂として知られています。坂を一段ずつ上がることで、日々の災厄や穢れを落とし、新たな気持ちで本堂へ向かう意味が込められています。
寺務所

寺務所は、参拝や祈祷に関する受付をはじめ、御朱印やお守り、御札などの授与を行う寺院の事務窓口です。初めて訪れる方への案内や行事の日程、境内の見どころなどもここで確認できます。
常香炉

境内に据えられた常香炉は、参拝者が線香を供えて心身を清める場所です。立ち上る香煙には、邪気を払い、心を落ち着かせるとともに、祈りを仏さまへ届ける意味があります。
高安稲荷社

稲荷神は、もともと「稲成り」の意味だったものが稲を荷う神像の姿から後に「稲荷」の字があてられた五穀豊穣を司る神様ですが、商売繁昌・産業興隆・家内安全・交通安全・芸能上達の守護神としても信仰されています。
奥の院

弘法大師が自ら白檀木に刻まれた「日本三躰 厄神明王(完全秘仏)」 が安置されています。
高野山の天野大社、山城の石清水八幡宮 門戸厄神東光寺へそれぞれ国家安泰、皇家安泰、国民安泰を願い三体の像が勧請されましたが、現存するのは東光寺のもののみです。戦国時代の戦乱のなか、当寺の伽藍もお堂も焼き尽くされましたが、焼け跡の灰の中、厄神明王の御尊体が厳然と起立されているのを発見しその御神力にあらためて感服したと伝えられる、稀代のパワースポットです。
不動滝

密教の修行のひとつである滝行の場。滝行とは、滝場に顕現する神仏や諸霊への畏怖・畏敬の念に基づき、滝の水流を全身に受けることにより、ある目的(解脱・霊験・法力・活力を得る、悩みの解除・祓い、武道の向上など)を達成すべく、心身を鍛錬し煩悩を取り除く日本の伝統的な修行法であるとされ。奈良時代に役行者を開祖とする修験道が全国に広まり水行、滝行が行われるようになったといわれています。
大黒堂・愛染堂

◆西国愛染十七霊場第二番
大国主命になぞらえられる大黒天は、円満なお顔の財福神として台所に祀られ、七福神の一人で五穀豊穣と財福の仏様です。当寺の大黒様は蓮の葉の帽子をかぶり、蓮の葉の台座に立っておられます。
愛染明王は全身が赤色で愛情・愛欲を表し、愛欲・煩悩を悟りを求める心に導き、様々な悩みを救ってくれるとされています。3つの目に6つの手があり頭に獅子の冠をかぶっています。また、西洋のキューピットと同じ弓矢を持つ恋愛・縁結びの本尊です。
日本三大厄除け開運大師

日本三大厄除け開運大師(弘法大師堂)三寺院とは、埼玉県熊谷市の埼玉厄除け開運大師・龍泉寺、広島県の宮島・大聖院と、門戸厄神 東光寺である。
不動堂(護摩堂)

不動明王をお祀りしています。
不動とは揺るぎない悟りの心のこと、また忿怒の相は、如何なるものでも屈服させ救済しようとする姿を表しています。目は天地眼(てんちげん)といって右目を天に向けて左目を地に向け、口は牙上下出といって右の牙を上に出し、左の牙を下に出しています。炎の光背を背にし、手には剣と羂索(けんじゃく)を持っています。剣は大日如来の智慧の鋭さを表現。羂索は煩悩を縛り悪の心を改心させる捕縛用の縄です。大日如来の化身として、どんな悪人でも仏道に導くという心の決意をあらわした姿だとされています。このお堂で、そえ護摩のお焚き上げを行います。
延命魂(根)

高野山奥之院、弘法大師御廟近くの参道に、高さ60メートル、樹齢八百年を経た老杉が天空にそびえ立ち、お大師様を守護していたものを、高野山金剛峯寺よりお下げ賜った霊木です。八百年もの永い間、幾千万人もの人々の祈りと神仏の魂がこもった霊木であり、延命や病気平癒(全快)のご利益があります。
宝輪杉

高野山奥之院で八百年延命した大杉の年輪には歴史が刻まれています。
年表に沿って輪を眺めてゆくとその時代・時代に思いが馳せることができます。合掌して時を偲んでください。
祈願かえる

古くから蛙にお願いすると「元にかえる」、「栄える」といわれています。お金・絆・失せ物がかえるなど運気が上がり何事も飛び越え飛躍できます。子宝成就・家庭円満・恋愛・金運などご祈願ください。
金箔宝珠(奉納金箔)

厄神明王様に厄除開運をはじめ、いろいろなご祈願をされる折、またお礼参りの折にお供えとして金箔を奉納してください。金箔は仏さまの功徳に感謝してのお供えです。
慶寿石

8000万年のあいだ地中にあって・樹木が変化を起こし石となりました。この石には大自然の神秘な力が宿っており、ふれる事で不思議な力が湧き出ます。
やさしくふれてご利益を授かってください。
弘法大師(修行大師)と四国八十八ヶ所

四国八十八ケ所は弘法大師を慕い、その御遺跡を遍礼せんとして始まりました。ここには四国各札所の砂を敷き、各本尊をお祀りしています。
手軽に八十八ケ所巡りをすることができます。
智照院観音堂(別院)

聖観音をお祀りしています。
聖観音とは衆生救済のための三十三変化身の元のお姿で、観とは正しい智慧で物事を見ること、音とは救いを求める人々の声を聴き取ることで、衆生を漏らすことなく救って下さる偉大な仏様です。
地蔵堂

地蔵は釈迦の没後弥勒菩薩が出現するまでの、いわゆる無仏の世に現れて、六道(地獄、餓鬼、畜生、修羅、人間、天上)の衆生を救済する菩薩で、六道輪廻の祈りを知らぬ者も救いの手をさしのべると言われることから、子供の救済者としても尊ばれています。
龍壁

門戸厄神 松泰山東光寺『厄神龍王 龍壁』は、令和元年(2019年)の創建1190年を機に第65代住職 松田俊教の発案によって設営されました。
門戸厄神には、あらゆる災を打ち払い魔を退散させる、日本三躰の厄神明王さまをお祀りしており、壁画に描かれている龍はその眷属であり、また厄神明王さまの使いたる姿 “厄神龍王” でもあります。
厄除け祈願などで門戸厄神にお参りになられる方は、この龍壁をゆったりとご覧になりながら、表門から境内にお入りください。
龍王広場

地域の方や参拝者が自由に憩える開放的な広場です。緑豊かな空間にはベンチや遊具が整備され、子どもから大人まで心安らぐ時間を過ごすことができます。参拝の合間に一息ついたり、家族連れで訪れたりと、寺院と地域をつなぐ温かな憩いの場です。